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のもとよしみ通信

No.10

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6月議会報告

政令指定都市に関する特別委員会 (6/17)

 A区を「北区」とする陳情と市議会が議決した意見書の撤回を求める陳情の審査を行いました。区名は行政区画等審議会(委員22名)で市民の意向調査の結果(資料C)を参考に審議され、「緑区」「中央区」「南区」という答申が提出されました。A区は、「緑区」と「北区」で採決が行われ、9対7(出席者17名、会長を除く)だったとのことです。
 意見が分かれるのは、政令市について、市民の意見が醸成されていない結果ではないでしょうか。
 委員会では、慎重に決めるべきとして、のもとを含め5人の委員が継続を主張しましたが否決され、不採択となりました。本会議では、12人の議員が退席、賛成は3人で、「北区」とする陳情は不採択になりました。これで、A区は、「緑区」になる予定です。

 意見書の撤回を求める陳情では、政令市移行後の財政推計が議論の中心となりました。政令市移行後も「市民サービスは低下しない」「市民負担は生じない」という市の説明は、不誠実です。さがみ縦貫道にかかる国直轄負担金で、貯金(財政調整基金)を取り崩し、市債を発行すること、また、県から移管される事業に対応する職員の人件費は増えることなどから、明らかに市の財政運営に影響を与えます。デメリットはデメリットとして、率直にわかりやすく説明するべきです。
 のもとは陳情の趣旨に賛成しましたが、賛成少数で不採択になりました。

資料C

区名意向調査結果

A区
名称 件数 (%)
北区 9,247 27.5
けやき区 7,464 22.2
緑区 5,890 17.5
みどり区 5,734 17.0
西区 5,327 15.8
33,662 100

A区の区役所について

 A区の区役所は、橋本駅近くに建設される北地区保健福祉センターに合築される予定です。整備されるまでの間、仮区役所等は、橋本駅北口のサティがあるビル内の5、6階に設置されます。今年9月から整備が始まります。


なるほど納得介護セミナーに参加
(6/11)

 NHK教育テレビの「なるほど!なっとく介護」でおなじみ、三好春樹さんのセミナーに参加(つくい言語リハビリ友の会主催)。24才で特別養護老人ホームの生活指導員となり、そこで出会った介護福祉士ならぬ介護力士士たち(当時の介護は体力勝負!)の介護の仕方や入居していたご老人たちのエピソードを例に、実に愉快なセミナーでした。

「介護職の強みは老人に振り回されること」(医療・看護の専門家ほど薬や抑制で認知症の老人をダメにしてきた)、「自分らしかった時代に戻るのを応援してあげなくては」など。詳しくは、『認知症論集―介護現場の深みから―』『痴呆論―介護からの見方と関わり学―』(三好春樹著、雲母書房)をご覧あれ。

津久井の森を訪ねて(4月3日)

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