のもとよしみ通信

No26

　民主・新無所属の会
　のもとよしみ通信NO.26　2013年4月

安定した雇用と安心できるコミュニティを

　2010年の国勢調査の分析から、相模原市の人口はまだ増えているものの、若者世代（25歳以上30代）では転入より転出が上回り、逆に70歳以上では転入が上回ることがわかりました。若者世代の流出は由々しき問題です。
　市長は、開発とハコモノ建設により「人と企業に選ばれる」ことで、財政難や少子高齢化などの問題を乗り切ろうとしています。しかしながら、人口減少時代とグローバル化した市場経済を見れば、都市間競争には自ずと限界があります。多額の借金による大規模事業は、財政をますます圧迫し、市の魅力や特色を生み出すための財源をも失うことになりかねません。
　相模原市の25年度予算は、国の予算に合わせて、建設事業が増加。財政難でストップしていた大規模事業も動き出しました。一方で、人口急増期に建設したインフラ整備やハコモノは、修繕や更新の時期を次々に迎え、市民ニーズに応えながらどうあるべきかを検討中です。

　今、市に求められているのは、安定した雇用の創出と安心できるコミュニティづくりではないでしょうか。それには公共投資のあり方を根本から見直す必要があります。ゼネコンが受注する大規模事業やハコモノ建設ではなく、地元業者が活躍する維持補修事業へ、地域特性を生かした再生可能エネルギーや中小企業の技術を生かした成長産業への投資へ、育児や介護、医療など社会保障と結びつく起業や人材育成への支援へ。
　若者に魅力的で、女性が社会で活躍しながら子を産み、社会で育てる環境を整え、赤ちゃんからお年寄りまで誰もが暮らしやすいと感じられる相模原市にすること。それこそが持続可能なまちづくりにつながると私は考えます。職員にも柔軟な発想と豊かな創造力で相模原市の未来を切り拓いてほしい。まずは市役所内の環境改善と職員の意識改革から。そんな思いで3月議会に臨みました。ご一読いただければ幸いです。

第20回 議会報告会のご案内 今年度事業と緑区のまちづくりについて 　25年度の予算の中身と緑区のこれからについて、気軽に意見交換できればと思います。ご都合のよい会場にお越しください。お待ちしています。 日時：4月27日（土）14時〜16時 場所：藤野中央公民館　小会議室 　　　（JR藤野駅徒歩4分） 日時：5月10日（金）19時〜21時 場所：ソレイユさがみ　セミナールーム4 　　　（橋本駅北口サティ6階、シティ・プラザはしもと内） 参加費：無料 　写真：第19回議会報告会「防災を考える」（2月3日）より

5月臨時会 5月21日（火）本会議 6月定例会 5月30日（木）本会議（提案説明） 6月7日（金）本会議（代表質問）、10日（月）(予備日） 　11日（火）〜14日（金）、17日（月）＊各常任委員会 6月25日（火）〜27日（木）本会議（一般質問） 　 28日（金）本会議

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