潤いと活力に満ちた「環境共生都市」を
2月14日の降雪は、市民生活に大きな影響を及ぼしました。カーポートや住居が壊れたり、事故やケガに見舞われるなど被害を受けたみなさんにお見舞いを申し上げます。藤野地区では、1メートルを越す積雪となり、雪崩が発生。家屋の一部やトンネルが埋まりました。史上まれにみる大雪は、市の危機管理能力を問うことにもなりました。そこで、雪深い津久井地域での体験をふまえて、急遽、一般質問をさせていただきました（P.2参照）。
26年度予算については、市税収入は昨年度より40億円増の1125億円（うち消費税増税分は12億円）、一方、扶助費(生活保護などの福祉予算)は46億円増。今年度末の市債残高は、昨年度末より77億円増えて2566億円となる見込みで、財政は悪化しています（P.4参照）。しかし、中期実施計画（26〜28年度）には、橋本駅、相模原駅周辺の大規模事業や美術館、総合体育館などのハコモノ建設に向けた準備が目白押しです。どこに財源があるのでしょう。
「堅実な財政運営」と「環境共生都市」をめざしていたはずの本市ですが、政令市への移行と橋本へのリニア駅誘致、相模総合補給廠の一部返還などが重なり、市の将来像を見失っています。開発や投資がそのまま発展にはつながらない人口減少時代。時代錯誤の開発と多額の借金は、将来世代に大きな負担を背負わせることになります。
安心して暮らせるコミュニティをつくり、お金と仕事の循環を促し、それぞれの地域を生かすために知恵をしぼることこそが、持続可能なまちをつくるのではないでしょうか。潤いと活力に満ちた「環境共生都市」をめざして、精一杯がんばります。
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 議会の日程
5月22日（木）臨時会議
6月定例会
6月2日（月）本会議（提案説明）
9日（月）、10日（火）（代表質問）
11日（水）〜17日（火）各常任委員会
25日（水）〜27日（金）一般質問
30日（月）本会議
※のもとよしみは一般質問を行います。
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第23回 議会報告会のご案内
 26年度の予算と市の財政状況をご報告いたします。また、雪で延期した「食と地域医療」のお話を伺います。安心して暮らせるまちについてご一緒に考えてみませんか？
日時：5月11日(日) 1時〜4時半
場所：相模湖交流センター 研修室
講師：高橋律さん（ちーむゴエモン）
地域で昔から育てている米、麦、大豆づくりを通して
石橋了知さん（藤野在宅緩和ケアクリニック）
「在宅緩和ケアの心」〜1人診療所の実際を通して〜
参加費：無料（ただし、駐車場料金は有料）
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